モデリングの練習の備忘録です。

今回は、Karl Friedrich Schinkel(カール・フリードリヒ・シンケル)の庭椅子を作成してみました。

背もたれの装飾部分はスキルが足りず、不満な出来栄え。。。アンティークな装飾の再現方法はもう少し深堀していく必要があります。

カーブから背もたれ座面の形を作っていく

椅子の上部の装飾が円形になっているので、スパイラルのカーブを使用してみることにしました。

・”Curve Spirals”>”Archmedian”を追加して、頂点の押し出しで椅子の側面の形を作っていく。

上部端の装飾部分を面張りで埋めていく。

ここで、サブディビジョンサーフェスを追加し手完成形をイメージしながら作っていきます。

ミラー機能を活用して脚の作成

座面以下の脚部分は、前後で対照的なクロスになっているのでY軸のミラーを活用します。

右下のメニューで、ミラーはサブディビジョンサーフェスより上にしないとクリッピングの部分がおかしくなるので注意してください。

座面以下の脚ができたら、Y軸のミラーは適用します。

次に、脚の厚みをつけます。

ソリッド化でもできると思うのですが、後の工程で左右に凹みも作るので、ミラーを使用しました。

面を使って内側を凹にする

押し出しで作った厚みの半分くらいを、面の差し込みと押し出しを使って凹ませます。

ループカットで凹み部分の角を作ります。(サブディビジョンサーフェスで丸くなりすぎているので)

地面との接地部分の脚を自然な形になるように調整します。

座面を円柱で作成

できた脚は現時点で片方だけなので、複製をして左右に配置します。

脚の配置の調整ができたら、座面作成のため円形のメッシュを棒状にします。

一本目が配置出来たら、モディファイアの”配列”を使用して並べます。

背もたれや脚の部分にも同じように横棒を配置。

カーブを駆使して装飾作成

背もたれの装飾は、カーブのパスを使用して作っていきます。

パスはオブジェクトデータプロパティから凹凸の設定ができます。

捻じりは、サイドバー > トランスフォームの”平均傾き”で調整します。

脚と同じように右部分の装飾を作り、ミラーで左右対称にします。

アンティークな装飾の作りこみはまだ難しいので、それっぽい形にしていきます。

マテリアルの追加

最後に、鉄っぽいシェーダーを追加して、それっぽくして完成です。